isogac は Calendar の情報から各種ツールのステータスを busy 状態に変更する Google Apps Script です。 現在は下記のツールに対応しています。
このプロジェクトでは bun を使っています。bun がインストールされていない場合は下記のコマンドでインストールしてください。
brew install oven-sh/bun/bun
動作は未検証ですが、node.js でも実行できると思います。そちらで実行する場合は
bun
を npm
や yarn
などに置き換えて以降の手順を実行してください。
次に、依存しているライブラリのインストールを行います。
bun install
GitHub API にアクセスするための PAT(Personal Access Token) を作成します。
https://github.com/settings/tokens
user
スコープを付与して作成してください
デプロイ時に必要なので、作成した PAT を控えておいてください。
clasp を使って Google Apps Script のプロジェクトを作成するために、コマンドの認証を行います。
bun run clasp login
次に、Google Apps Script のプロジェクトを作成します。
bun run clasp create --title "isogac" --type standalone
Google Apps Script に isogac をデプロイします。
bun run deploy
デプロイが完了したら、下記のコマンドで Google Apps Script のコンソールを開きます。
bun run open
プロジェクトの設定から、スクリプトのプロパティを設定します。 プロパティ一覧を参考に、必要なプロパティを設定してください。
最後に、スクリプトを実行するトリガーを設定します。
トリガーの画面から、トリガーを追加
をクリックし、下記の設定でトリガーを追加してください。
項目 | 設定値 |
---|---|
実行する関数 | main |
実行するデプロイ | Head |
イベントのソース | 時間主導型 |
時間ベースのトリガーのタイプ | 時間ベースのタイマー |
時間の間隔 | 1 時間おき |
エラー通知設定 | 今すぐ通知を受け取る |
必要に応じて、トリガーの設定を変更してください。
プロパティ名 | デフォルト値 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
CALENDAR_ID |
Google カレンダーのID | ☑️ | |
GITHUB_TOKEN |
GitHub API にアクセスするためのトークン | ☑️ | |
MORNING_HOUR |
14 | 午前休,午後休の区切りの時間(14時) | |
MUST_WORDS |
必須ワードのリスト | ||
ZENKYU_WORDS |
全休,休み | 全休を表すワードのリスト(カンマ区切り) | |
GOZENKYU_WORDS |
午前休,午前半休 | 午前休を表すワードのリスト(カンマ区切り) | |
GOGO_KYU_WORDS |
午後休,午後半休 | 午後休を表すワードのリスト(カンマ区切り) |