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KaMail for Gmail

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KamailG

KaMail for Gmail

注意

  • このソフトウェアはまだ実験段階にあります。
  • 実装されていない機能があったりします。
  • ちゃんと動かない機能があったりします。
  • 予告なく仕様が変わる場合があります。
  • 将来的に実用レベルまで達するかどうかはわかりません。

概要

KaMailGはxyzzy上でIMAP経由でGmailを利用するメールリーダーのようななものです。

GmailがIMAPをサポートしたので、試しに作ってみた程度のものです。

動作環境

動作には、Gmailのアカウントが必要です。

また、KaMailGは自力でSSL通信を行うことができませんので、stunnel等のSSLトンネルソフトが必要です。(stunnelの設定例

インストール

NetInstallerでインストールするか、 ダウンロードしたアーカイブを system-root 以下に展開してください。

設定

ni-autoload を有効にしていない場合は、以下を .xyzzy または siteinit.l に書いてください。

(autoload 'kamailg "kamailg/defs" t)
(autoload 'kamailg-toggle "kamailg/defs" t)

設定は、site-lisp/kamailg/config.l.sample を ~/.kamailg/config.l にコピーして必要箇所を記入してください。

起動

xyzzy で以下を実行します。

M-x kamailg

いったん引っ込めたり、また出したりする場合は以下を実行します。

M-x kamailg-toggle

これらはデフォルトではキーに割り当てられていませんので、必要に応じて設定してください。

検索

通常検索 (キー:/
全文検索条件と属性検索条件とをスペースで区切って入力します。条件は全てAND条件になります。
全文検索条件・属性検索条件のどちらか一つは必ず入力する必要があります。
  • 普通に単語をスペース区切りで入力するとAND検索になります。
    例:"xyzzy" と "windows" を含むメールを検索
    Query: xyzzy windows
  • 日付の範囲指定をする場合は以下のように指定します。
    例:"xyzzy" を含んだ2006/01/01 以降のメールを検索
    Query: xyzzy date>=20060101
    例:"xyzzy" を含んだ2006年2月のメールを検索
    Query: xyzzy date>=20060201 date<20060301
  • 日付の範囲指定は現在からの相対指定を行うこともできます。
    例:"xyzzy" を含んだ3日以内のメールを検索
    Query: xyzzy date:3d
    例:"xyzzy" を含んだ1週間以内のメールを検索
    Query: xyzzy date:1w
    例:"xyzzy" を含んだ1年前以前のメールを検索
    Query: xyzzy date:-1y
  • 日付以外の属性の検索を行う場合。
    例:xyzzy@example.com から来たメールを検索(From に xyzzy@example.com を含むメール)
    Query: from:xyzzy@example.com
    例:Subjectに xyzzy を含むメールを検索
    Query: subject:xyzzy
    例:スター付きのメールを検索
    Query: flag:flagged
    例:未読のメールを検索
    Query: flag:unseen
    例:既読のメールを検索
    Query: flag!unseen

キーバインド

summary buffer でのキーバインド

アカウントHアカウント選択
フォルダeフォルダ選択
g iINBOXを開く
g dDraftsを開く
g sStarredを開く
g rフォルダ一覧を更新
g aフォルダを作成
g xフォルダを削除
メール一覧G一覧のメールを受信
R一覧を更新
次のn件を表示
前のn件を表示
メール表示Enter/Spaceメールを表示/スクロール
Tab次の未読メールを表示
j次の行のメールを表示
k前の行のメールを表示
n次の行へ移動
p前の行へ移動
w添付ファイルを保存
W添付ファイルを保存して実行
Jpartialメッセージを結合して表示
検索/検索
h検索履歴から選択
? fメールの送信者で検索
? Fメールの送信者でメッセージを検索
? sメールの件名で検索
? mメールのIn-Reply-ToもしくはMessage-Idで検索
マークxマークを付ける/外す
m a全てマークする
m c全てマークを外す
m /ヘッダーの条件を指定してマークする
メール作成cメールを新規作成
rメールに返信
a全員に返信
fメールを転送
Fメールを添付ファイルとして転送
メール処理yメールをアーカイブ
Iメールをinboxへ移動
!メールをspamへ移動
#メールをtrashへ移動
アドレス帳C-c a送信者をアドレス帳に登録
その他右クリックポップアップメニューを表示
[サーバーに接続
]サーバー接続を終了
F1readme.htmlを表示
qメッセージを閉じる/終了
Q終了

message buffer でのキーバインド

メール表示Spaceメールをスクロール/閉じる
s添付ファイルを保存
x添付ファイルを保存して実行
メール作成cメールを新規作成
rメールに返信
a全員に返信
fメールを転送
Fメールを添付して転送
その他q/uメッセージを閉じる

draft buffer でのキーバインド

メール編集Enterカーソル位置の内容を編集
d現在位置の内容を削除
fFromを選択
sSubjectを編集
e本文を編集
tToを追加
TToを追加(ダイアログ)
cCcを追加
CCcを追加(ダイアログ)
bBccを追加
BBccを追加(ダイアログ)
mContent-Typeを編集
添付aファイルを添付(複数選択可)
C-u aファイルを圧縮して添付
Aフォルダを圧縮して添付
送信・保存C-c C-cメールを送信
C-x C-sメールを保存
q閉じる

edit buffer でのキーバインド

編集M-Insert署名を挿入
保存C-x C-s保存して編集を終了
C-c q保存せずに編集を終了

signature buffer でのキーバインド

署名Enter署名を挿入
j/n次の署名
k/p次の署名
q署名選択を閉じる

その他

browser.dll、browserex を利用したHTML表示

config.l で 設定を行うと、summary buffer で以下のキーバインドが有効になります。

HTMLメール表示vHTMLメールを browser.dll で表示
qbrowserを閉じる/メッセージを閉じる/終了

stunnelの設定例

stunnel.confの例

cert = stunnel.pem
;key = stunnel.pem

; Some performance tunings
socket = l:TCP_NODELAY=1
socket = r:TCP_NODELAY=1

; Use it for client mode
client = yes

; Service-level configuration

[imaps]
accept  = 993
connect = imap.gmail.com:993

[ssmtp]
accept  = 465
connect = smtp.gmail.com:465</pre>

ChangeLog

2007/12/23: 0.0.0.1alpha
  • 初版。

About

KaMail for Gmail

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