Keyboard Quantizerは一般的なUSBキーボードを自作キーボード用のファームウェアの定番であるQMKに対応させるためのボードです。キー配列を自由に変えられるだけでなく、キーボードにレイヤ、マクロ、コンビネーションなどの機能を追加できるようになります。
(2021/3/30) USBハブ経由での接続に対応しました。1段4ポートまで認識できます。 (※ハブとの相性によっては動作しないようです)
(2021/2/5) マウス/トラックボールにも対応しました。ボタンに任意の動作を設定したり、ジェスチャ機能を追加したりできます。
ファームウェアを開発することによってその他のHID機器も接続できます。
rev1(rev2はPro Micro側にLCDを取り付けます) | rev3, rev4 |
簡単な仕組みとしては、
- USBホスト用のマイコンがUSB機器と通信し
- 受け取ったレポートをボード上のPro Microに送信
- Pro Microはレポートから押されたキーを判定してQMK上の処理をする
といった流れになっています。
そのため、Fnキーなどのレポートとしては送信されないキーに反応することはできません。Fnキーと他のキーの組み合わせにより入力されるキー/音量調整などのレポートは受け取ることができます。
NKROやポインティングデバイス付きのキーボードについては認識できる場合とできない場合があります。
一般的なプロトコル(モディファイア+予約(1byte)+6キー分のデータを送信する)のキーボードやマウス(8ボタン、スクロール、パン)であれば安定して認識できます。
既存のファームウェアで認識できないデバイスについてはファームウェアを改造して頂く必要があります。
- xxキーボードで動きますか?
- 対応状況調査まとめ
- xxキーボードが手元にない場合は回答できません
- HIDキーボードとして認識されるのであれば最終的にはQMKファームウェアを編集することで動作させられると思われます