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【iOS10 Swift】
プッシュ通知を組み込もう!

2016/09/27作成(2017/09/13更新)

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概要

ニフティクラウドmobile backendとは

スマートフォンアプリのバックエンド機能(プッシュ通知・データストア・会員管理・ファイルストア・SNS連携・位置情報検索・スクリプト)が開発不要、しかも基本無料(注1)で使えるクラウドサービス!

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注1:詳しくはこちらをご覧ください

準備

準備するもの

  • ニフティクラウド mobile backend 会員登録
  • Mac と以下の環境
    • Xcode ver.8 以上推奨
  • 動作確認用端末
    • iPhone ver.10 以上推奨
  • Lightning ケーブル
#### 参考:検証済み動作環境 * macOS Sierra 10.12.5 * Xcode ver. 8.3.3 * iPhone 6+ ver. 10.0.1 * このサンプルアプリは、実機ビルドが必要です

プッシュ通知の仕組み

  • ニフティクラウドmobile backendのプッシュ通知は、iOSが提供している通知サービスを利用しています
  • iOSの通知サービス APNs(Apple Push Notification Service)

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  • 上図のように、アプリ(Xcode)・サーバー(ニフティクラウドmobile backend)・通知サービス(APNs)の間でやり取りを行うため、認証が必要になります
  • 認証に必要な鍵や証明書の作成は作業手順の「0.プッシュ通知機能使うための準備」で行います

作業の手順

0.プッシュ通知機能使うための準備

【iOS】プッシュ通知の受信に必要な証明書の作り方(開発用)

  • 上記のドキュメントをご覧の上、必要な証明書類の作成をお願いします
  • 証明書の作成にはApple Developer Programの登録(有料)が必要です

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1. ニフティクラウド mobile backend の準備

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  • 新しいアプリを作成します
  • アプリ名を入力し、「新規作成」をクリックします
    • 例)PushDemo

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  • mobile backend を既に使用したことがある場合は、画面上方のメニューバーにある「+新しいアプリ」をクリックすると同じ画面が表示されます
  • アプリ作成されると下図のような画面になります
  • この2種類のAPIキー(アプリケーションキーとクライアントキー)はこの後 iOSアプリ との連携のために使用します

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  • 続けてプッシュ通知の設定を行います
  • 「APNs用証明書(.p12)」を設定します

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2. サンプルプロジェクトのダウンロード

3. Xcodeでアプリを起動

  • ダウンロードしたフォルダを開き、「Swift3PushApp.xcworkspace」をダブルクリックしてXcode開きます(白い方です)
    • 「Swift3PushApp.xcodeproj」(青い方)ではないので注意!

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4. APIキーの設定

  • AppDelegate.swiftを編集します
  • 先程ニフティクラウド mobile backend のダッシュボード上で確認したAPIキーを貼り付けます

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  • それぞれ YOUR_NCMB_APPLICATION_KEYYOUR_NCMB_CLIENT_KEY の部分を書き換えます
  • このとき、ダブルクォーテーション(")を消さないように注意してください!
  • 書き換え終わったらcommand + sキーで保存をします

5. 実機ビルド

  • 始めて実機ビルドをする場合は、Xcode に Apple developer アカウント(Apple ID)の登録をします
  • メニューバーの「Xcode」>「Preferences...」を選択します
  • Accounts 画面が開いたら、左下の「+」>「Add Apple ID...」をクリックします
  • 「Apple ID」と「Password」を要求されるので、入力し「Sign in」をクリックします

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  • 登録されると、下図のようになります
    • 追加した情報があっていればOKです

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  • 確認できたら設定画面を閉じます
  • ここからアプリをビルドするための設定を行います
  • 「TARGETS」>「Unity-iPhone」>「General」を開きます
  • まず「▼identity」>「Bundle Identifier」に Apple Developer Program で AppID 作成時に設定した、Bundle ID を入力します
    • 注意:必ず同じ Bundle ID を設定してください!
  • 次に「▼Signing」を編集します
  • 「Automatically manage signing」にチェックを入れた状態で、「Team」を選択します
    • 今回使用する Apple developer アカウントを選択してください

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  • この2点を設定することで自動的に「Provisioning Profile」が読み込まれます
  • プロビジョニングプロファイルはダウンロードしたものを一度 ダブルクリック して認識させておく必要があります(表示されない場合はダブルクリックを実施してください)
  • 最後にプッシュ通知の設定をします
  • 「Capabilities」を開き、「Push Notifications」を ON に設定します
  • 正しく設定が完了すると、以下のように「Steps」にチェックマークが表示されます

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  • これで準備は完了です

6.動作確認

  • 登録した動作確認用 iPhone を lightningケーブルで Mac につなぎます
  • Xcode 画面で左上で、接続した iPhone を選び、実行ボタン(さんかくの再生マーク)をクリックすると端末にアプリがインストールされます
  • インストールしたアプリを起動します
    • 注意:プッシュ通知の許可を求めるアラートが出たら、必ず許可してください!
  • 起動されたらこの時点で Android端末 は レジスタレーションID、iOS端末 は デバイストークン が取得され、ニフティクラウド mobile backend に保存されます
  • ニフティクラウド mobile backend のダッシュボードで「データストア」>「installation」クラスを確認してみましょう!

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  • 端末側で起動したアプリは一度閉じておきます

7. プッシュ通知を送りましょう!

  • いよいよです!実際にプッシュ通知を送ってみましょう!
  • ニフティクラウド mobile backend のダッシュボードで「プッシュ通知」>「+新しいプッシュ通知」をクリックします
  • プッシュ通知のフォームが開かれます
  • 必要な項目を入力してプッシュ通知を作成します

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  • 端末を確認しましょう!

  • 少し待つとプッシュ通知が届きます!!!

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解説

サンプルプロジェクトに実装済みの内容のご紹介

SDKのインポートと初期設定

ロジック

  • AppDelegate.swiftdidFinishLaunchingWithOptionsメソッド内に、「APNsに対してデバイストークンを要求するコード」を記述しています
    • デバイストークンの要求はiOSのバージョンによってコードが異なるため、場合分けして記述しています

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  • デバイストークン取得後、didRegisterForRemoteNotificationsWithDeviceTokenメソッドが呼ばれ、取得したデバイストークンをニフティクラウド mobile backend 上に保存しています

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About


Languages

Language:Swift 93.5%Language:Ruby 6.5%