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複数のリポジトリで git の user 設定を使い分けるのに便利なツール

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git-auto-user-conf

コンピュータの同じユーザで, リポジトリごとに異なる .gitconfig のuser設定を使用したい場合に便利なシェルスクリプトです. ホームディレクトリに配置した設定ファイルの通りの [user] 設定を 1コマンドでリポジトリに適用できます.

準備

  1. 何らかの方法で git-auto-user-conf に PATH を通します.
  2. ホームディレクトリに ファイル お好きな名前.gitconfig を作成します. 複数作成することもできます.
  3. ファイルの内容は, 下記の内容とします. .gitconfig[user] の部分だけ. = の右側は設定したい値に変更してください.
[user]
  name = Example Name
  email = example@example.com

使用方法

  1. 端末上で, gitリポジトリの一番上のディレクトリ (直下に .git ディレクトリがあるところ)に移動します.
  2. git-auto-user-conf お好きな名前 で ホームディレクトリ下にある お好きな名前.gitconfig の設定を使用します.
  3. 完了

例えば, ホームディレクトリ下の example.gitconfig に書かれているユーザ設定をリポジトリで使用したい場合には, gitリポジトリの一番上のディレクトリで

$ git-auto-user-conf example

を実行します.

リポジトリ内の設定で既に [user] による設定があったり, コマンドを実行したディレクトリの直下に .git ディレクトリが無かったりすると失敗します.

便利な使い方

git config --global user.useConfigOnly true により, グローバルのユーザ設定がない場合にコミットを失敗させることができます. この設定がない場合, 環境変数の値を使用してコミットしてしまうのですが, この設定をすることにより git-auto-user-conf を実行し忘れた時に, 環境変数の値でコミットされる事故を防ぐことができます.

ライセンス

CC0

About

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Languages

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