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ROOT講習会

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YMAP ROOT講習会用リポジトリ

概要

ROOTは欧州原子核研究機構(CERN)によって開発されているデータ解析フレームワークで、素粒子・宇宙物理に限らず、広く使われています。 YMAP ROOT講習会は、研究室配属1年目の学生を対象とし、コンピュータやROOT/C++の基礎を一通り理解してもらい、若手研究者の研究活動の促進と発展を目指しています。 今年度で7回目を迎えます。各大学・各研究室で集まることなく、各自がzoomを用いて参加する形式とします。

本リポジトリには講習会で用いるデータやマクロ例が含まれます.

2023年 YMAP イベントページ

参加方法

まず、2023年度ROOT講習会登録フォームにて登録をお願いします。また、連絡用チャットツールSlackに登録してください。 講習会は、ビデオ会議Zoomを使って行い、講習会中を含めた質問等の受付はSlackを通じて行います。 Zoomの配信情報はどなたでも確認いただけますが、質問等は全てSlack内で行いますので、必要な方は必ず登録をお願いします。

また, ROOT講習会第2回までにROOTと好きなエディターのインストールをお願いします。 それぞれの環境へのインストールガイドはこちらです. インストールガイド, エディターメモ うまくいかなければ, Slackの#質問 チャンネルで質問してください。 第1回で、インストールについて解説します。

日程

講習会は以下の日程で行います。この日程で都合の合わない方向けに、録画した動画も後日配信します。閲覧方法は登録された方に連絡します。

第1回 2023/04/26 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

第2回 2023/05/10 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

  • 講師 水越彗太 (JAXA)
  • C++, ROOTマクロ, ヒストグラムの基礎
  • 資料

第3回 2023/05/24 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

  • 講師 高橋光成 (名古屋大)
  • 統計、ヒストグラム
  • 資料

第4回 2023/06/07 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

  • 講師 中村輝石 (東北大)
  • TF1, Fitting, TGraph
  • 資料

第5回 2023/06/14 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

  • 講師 伊藤博士 (東京理科大)
  • 乱数, TTree
  • 資料

第6回 2023/06/21 (水) 17:00--19:00 (延長あり)

  • 講師 鷲見貴生 (国立天文台), 濱田悠斗 (神戸大)
  • アニメーションプロット, pyroot

2022年アンケート結果

第0回

  • ターミナルが開けた 74%
  • エディタをインストールできた 66%
  • ROOTのインストールで何をしているのか理解できた 39%
  • ROOTをインストールできた 59%
  • rootというコマンドが実行できた 63%
  • 全体的に簡単だった 11%
  • 全体的に難しかった 28%
  • やる気が高まった 38%
  • エラーの嵐に打ちひしがれた 20%
  • 質問があるので後でslackで聞きます 6%

第1回

出来た/理解できた項目を選択してください

  • プログラミング言語の中でのC++の立ち位置, 処理速度, 使われる分野 83%
  • ROOTを動かすためには、最低限のC++の知識が必要である。 91%
  • 質問の仕方、質問する場所について 89%
  • コマンド「ls」「pwd」「cd」「mkdir」「mv」「rm」「man」の意味と役割 89%
  • ディレクトリ構造。「/」「..」の意味 85%
  • Tabキー(補完機能)を使えた89%
  • ROOTを起動した。「root」または「root -a」でROOTのスプラッシュが表示された。74%
  • ROOTのマクロを作成し、実行できた 29%
  • 全体的に簡単だった 38%

ROOT講習会への意気込みを聞かせてください

  • 指導教員・先輩に勧められたのでとりあえず登録・受講した 55%
  • ROOTに限らず、解析の基礎について学びたい。 56%
  • 実験に必要なのでROOTの使い方を学びたい。 88%
  • C++について学びたい。 77%
  • Pythonについて理解したい。 36%
  • ROOT等について質問できる場として講習会後も活用したい。 52%
  • 博士課程(博士後期課程)への進学を検討している。 32%
  • その他0%

第2回

  • 標準偏差の定義と意味 77%
  • 一回でもマクロをエディタで開けた。 89%
  • 一回でもマクロをエラーなく実行できた。 82%
  • ヒストグラムとは何か 93%
  • ROOTでヒストグラムのクラスを呼ぶときは、名前、タイトル、Bin数、最小値、最大値が必要89%
  • ヒストグラムにデータを詰める時はFill、描画するときはDraw 82%
  • ヒストグラムを描画できた 86%
  • ヒストグラムを重ね書きする方法 52%
  • 全体的に簡単だった 14%
  • 質問があるので後で聞きます 2%

第3回

  • TF1で関数が描けた 95%
  • フィッティングが出来た 95%
  • likelihoodがなんとなく分かった 76%
  • TGらphでグラフが描けた 82%
  • 全体的に簡単だった 3%
  • 質問があるので後で聞きます 0%

第4回

  • テキストファイルからTTreeが作成できた 84%
  • TTreeの内容を1次元ヒストグラムで描画できた 79%
  • TTreeの内容を2次元ヒストグラムで描画できた 53%
  • TTreeのエントリを選別できた 42%
  • ヒストグラムの見た目を変える方法が理解できた 63%
  • 全体的に簡単だった 5%
  • 質問があるので後で聞きます 16%

第5回

  • 任意のPythonスクリプトを動かすことが出来た 76%
  • PyROOTでTTreeからヒストグラムを作れた 71%
  • RDataFrameを使ってヒストグラムを作れた 41%
  • 全体的に簡単だった 18%
  • Pythonを使ってみようと思った 82%
  • PyROOTを使ってみようと思った 82%
  • 質問があるので後で聞きます 0%

問合せ先

水越彗太 (mizukoshi.keita@jaxa.jp)

About

ROOT講習会

License:MIT License


Languages

Language:C 66.1%Language:C++ 30.4%Language:Python 3.5%