shtsume(shell tsumeshogi solver)は以下の特徴を持つ詰将棋解図プログラムです。
- コマンドライン(shell)上で詰将棋解図ができます。
- USIプロトコルに準拠しており、詰将棋エンジンとして使用する事ができます。
- 探索レベルの設定により、特定局面の詰み/不詰判定から詰将棋作品の作意推定まで可能です。
- 探索LOGにより詰め手順中の玉方変化時の詰手数、駒余りの有無を確認することができます。
詰将棋作品の鑑賞や新作の検証に利用できるToolになれば幸いです。
インストールおよび使用法はwikiを参照してください。
動作確認OS
- macOS (INTEL, M1)
- Windows(+minGW w64 環境)
shtsumeの開発は以下を目標としています。
- 高効率 少ない探索量で解を導きます。
- 省メモリ 難解な作品であっても少ないメモリで解を導きます。
- 高精度 完全作であれば作意解(正解)を出力する。
- 高速 プログラムの高速化を図っていく。
v1.2.2 2024.5.6
- 一部詰将棋作品の解図を誤る問題の修正。
v1.2.0 2024.4.27
- USIエンジン設定オプション名の一部変更(1.1.x)->(1.2.x)
- GC時の効果が限定的な追加探索を削除。
- 一部の詰将棋作品の詰手順が正しく出力されない問題の修正。
v1.1.6 2024.3.7
- 一部の詰将棋作品の詰手順が正しく出力されない問題の修正。
- GCを行いつつ、高LV探索を実施した場合、一部の作品で詰手順を誤る問題の修正。
- サーチレポートの安定性向上。
- PV出力の安定性向上。
- コマンドライン使用時、ガベージコレクション情報表示の体裁修正。
v1.1.3 2023.12.31
- メモリ使用の効率化。
- 証明数、反証数しきい値計算の効率化
- デバック用コード(探索LOG着手文字列)の削除
v1.1.1 2023.11.30
- 詰探索 証明駒の再見直し。(前リリースで一部の作品が詰ましにくくなったため)
v1.1.0 2023.10.31
- コマンドライン 詰探索開始前に局面の合法性チェックを導入。
- 詰探索 読み筋表示に使用しない探索LOGの書き込み・ゼロクリアを削除。約10%高速化。
- 詰探索 証明駒の効率化。
v1.0.15 2023.9.30
- 詰将棋作品を先後反転して解図を行った場合、空き王手の候補手が生成できない問題を再修正。
v1.0.10 2023.1.28
- 詰将棋作品を先後反転して解図を行った場合、空き王手の候補手が生成できない問題を修正。
- 解図速度をわずかに改善。
v1.0.5 2022.12. 8
- 連続で詰将棋の解図を行った場合、探索レポートの一部に不具合が発生する問題を修正。
v1.0.3 2022.11.18
- 千日手不詰めの解図速度改善
- 駒を余す不完全作への解答表示変更。
v1.0.0 2022.10.26
- ファーストリリース