a kadai for Native OSS Competition
Androidでのジェスチャー対応を簡単にするためのライブラリ
Androidのジェスチャー対応は，作る都度スワイプ動作と指の動きの計算，及びその後のアニメーションの設定と面倒くさい上に難しいことが多い． 対して，iPhoneではジェスチャーを用いた直感的動作を比較的簡単に記述することができる．
このアプリでは，以上の問題点を解決するために，Androidでも簡単にジェスチャーを導入することができるようにしたい．
具体的には，予め導入するジェスチャーを決め，（今のところは帯のところをスワイプすることで上や下から画面が出てきたり，しまわれたりするジェスチャ，ティンダーUI，iPhoneで実現できるスワイプによる戻る動作を対象として考えている．）それを実現できるようなUI部品（今回はすべてFragmentになると思われる）を作成する．
ユーザーは，今回作成したFragmentを自分のアプリに追加して使うだけで簡単にジェスチャーを使用したUIを作成することができる．
昔から，Android SDKにはGesture Builderが標準搭載されている． 今回はAndroid Developerの記事が404になって見られなかったので，デモページを示す: https://code.google.com/archive/p/apps-for-android/downloads#makechanges
先述したGesture Builderは，文字などの形を書いて，それをジェスチャーとして認識させ，何かの動作をするときに画面にその文字を空で書くといった，直感的ではない動作を要求する（そもそもジェスチャーとはそのようなものだっただろうか・・・？）
今回私が作成するライブらいでは，直感的なジェスチャーを提供するというところに優位性がある．
このライブラリは私がAndroid開発をはじめてGesture Builderを見た当初からその構想は存在した． しかしながら未だに実現していないのは当然難易度が高いからであるが，今回私がこの挑戦をしようと思ったのは，私の実力が上がっているという実感があるからである．
おそらく辛く厳しい戦いになるのだろうと思うが，最後まで諦めずに挑戦し続けたい．