SOYCMSをDockerコンテナにしてみました。
- php:apache をベースにしています。すなわち、Debian系の環境です。
- SOYCMSは、ドキュメントルートのsoyディレクトリに配置しています。初期設定を行うには、/soy/soycms/にアクセスしてください。
単に使うだけなら、Dockerfileは不要です。
このリポジトリをクローンして、
docker-compose up
まずこのリポジトリをクローンします。mariadbディレクトリとsitesディレクトリを作成し、docker-compose.ymlのコメントを解除(3行)して、
docker-compose up
MariaDBのパスワードは、soycms/config/db/mysql.phpと.envの2カ所にあります。(猫が好きではないなどの理由で)変更したい人は両方のファイルを編集して下さい。
docker-compose.yml を参考にして下さい。以下のディレクトリをどうにかする必要があるでしょう。
- /var/www/soy/common/config (SOYCMSの設定)
- /etc/apache2/sites-available (Apacheの設定)
- /usr/local/etc/php/conf.d (PHPの設定。これはこのままでもいいかもしれない)
永続化をしたいのであれば、さらに以下のディレクトリをマウントする必要があります。
- /var/www/soy/common/db
- /var/www/sites
- データベースにMySQL/MariaDBを使う場合は、そのデータディレクトリ
3.2.18から、SoyAppにも対応しています。SoyAppを置いたディレクトリを、/var/www/soy/app/webapp にマウントして下さい。
その他、設定にあたっての参考情報を並べておきます。
- タイムゾーンの設定は、(Debian系なので)環境変数TZを設定することでできます。
TZ='Asia/Tokyo'
- Apacheのアクセスログ等は、/var/log/apache2 に出力されます。