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『廣瀬本万葉集』翻刻&TEI化プロジェクトは、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の研究ユニット4「古典籍の情報資源化プロジェクト」が進めている研究成果の一部です。

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『廣瀬本万葉集』翻刻&TEI化プロジェクト

プロジェクト概要

ここで公開する『廣瀬本万葉集』翻刻&TEI化プロジェクトは、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の研究ユニット4「古典籍の情報資源化プロジェクト」が進めている研究成果の一部です。

プロジェクトメンバーは以下の通りです。
乾善彦(関西大学文学部教授・KU-ORCAS兼任)
永崎研宣(人文情報学研究所)
菊池信彦(KU-ORCAS特任准教授)研究ユニット主幹
宮川創(KU-ORCAS PD)
吉賀夏子(佐賀大学・KU-ORCAS客員研究員)
合同会社AMANE

研究の意義と目的

『廣瀬本万葉集』とは、関西大学総合図書館が所蔵する万葉集です。国内に数ある存在する万葉集写本のなかでも、現存する完本のほとんどが鎌倉時代の僧仙覚が諸本を校合して作成した「仙覚校訂本系統」に属するものであるのに対し、廣瀬本はそれとは異なる「非仙覚本系統」に属する唯一の完本として知られています。また、未発見の藤原定家による万葉集の写本につながる資料としての特徴もあることから、万葉集伝本研究上、極めて重要な位置を占めています。

なお、万葉集研究上の『廣瀬本万葉集』の意義については、田中大士著『衝撃の『万葉集』伝本出現』(はなわ新書, 2020年9月)をご参照ください。

この『廣瀬本万葉集』を、KU-ORCASの運営する関西大学デジタルアーカイブでは一般に公開しております。

さらに、本研究ユニットでは、『廣瀬本万葉集』のデジタル化資料を用い、その翻刻を作成しTEI/XMLマークアップを施すことで、万葉集伝本研究はもとより、日本の古典籍資料へのTEI化を通じた、世界のデジタルヒューマニティーズ研究への貢献を果たすことを目指しています。

ここで公開するデータについて

このリポジトリでは、本研究ユニットが作成した『廣瀬本万葉集』のTEI/XMLデータを順次公開してまいります。

現在、2020年度作業分として、『廣瀬本万葉集』の巻2のうち旧国歌大観番号85〜140までが完了しましたので、ここに公開いたします。 なお、公開するTEI/XMLデータは、クリエイティブコモンズライセンス 表示 4.0 国際 (CC BY 4.0)のもとで公開しますので、どうぞご利用ください。

About

『廣瀬本万葉集』翻刻&TEI化プロジェクトは、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の研究ユニット4「古典籍の情報資源化プロジェクト」が進めている研究成果の一部です。

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