jlreq.cls+upLaTeXの組み合わせでは、寿司など一部の絵文字がエラー・警告も出ずに欠落する
kmuto opened this issue · comments
Kenshi Muto commented
kcatcodeで欧文化されていることによる問題とのことですが、sty側で対応できるならそのほうがよいのでは?という @abenori さんのご意見をいただいてこちらに報告いたします。
luatexでは問題ない、ucsコード指定マクロのほうならupLaTeXでも問題ない、自前でkcatcodeを変えることでも対応できる、という状況なので困窮しているというほどではありません。
Takayuki YATO commented
a2f1bbb で対処してみました。
- upLaTeXの場合も(pLaTeX/pdfLaTeXと同様に)「絵文字範囲の文字で欧文扱いになっているもの」を
\coloremoji
で使えるようにした。- bxcoloremoji読込時点で「絵文字範囲の文字で欧文扱いになっているもの」が対象になる。後からkcatcodeを変えた場合は対象外。
\coloremoji
の引数中の欧文扱いの文字が“未実装”の場合、従来は単に無視されていたが、警告を出すようにする。- エンジンがupLaTeXで「絵文字範囲の文字で欧文扱いになっているもの」が存在して、かつutf8入力エンコーディングが有効になっていない場合は警告を出す。
- pLaTeX/pdfLaTeXでは従来からエラーが出る仕様。
\usepackage[utf8]{inputenc}
するとutf8入力エンコーディングが有効になるのだが、TeX Live 2018のLaTeXではデフォルトでutf8入力エンコーディングが有効になることに注意。
Kenshi Muto commented
動作確認しました、ありがとうございます!
Takayuki YATO commented
そのままの実装でリリースしました。(v0.7)