skk-dev / etc

resources, management, and more

Geek Repo:Geek Repo

Github PK Tool:Github PK Tool

Under which license is the skk-dev.xcf provided?

cmplstofB opened this issue · comments

commented

(日本語で失礼します)
SKK開発元のロゴ画像(という認識でいいんですかね?)であるskk-dev.xcfのライセンスが知りたいです。
単に興味本位からではなく,適切なライセンスを与えることによって,例えばあるSKK実装が「それがSKKであること」を示すのに当該画像を用いるなど,より広範な活用ができると期待して,質問させていただきました。

この画像は私が作りました。ライセンスまでは考えがおよびませんでした。
どのライセンスが望ましいかアドバイスいただければ対処したいと思います。

commented

私自信,ライセンスについては不勉強な面もあり,助言できる立場では到底ありません。
しかし,ライセンスの付与を提案しておきながら何も言わないのでは面目ありませんので,参考程度に幾つか有用と思われるライセンスを紹介させていだだきます。

基本的には,独自のライセンスではなく,Web上に公開されていてある程度市民権を獲得しているライセンスを採択すべきです(ライセンスの氾濫を防ぐためにも)。
また,これはtkita様の哲学・主義のいかんによりますが(もちろんtkita様の意思が尊重されるべきです),なるべく自由なライセンスを採択したほうが良いと思います。

  • クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際
    世界的に有名なライセンスです。利用者には,元の画像の作成者がtkita様であるということは常に表示する義務があります。tkita様がご自身の作品の商用利用(例えば将来商用のSKKが登場した際,そのアプリケーションのロゴとして利用される)・改変(例えばWebページで表示する為にPNG・SVG形式に変更したり背景に透過処置を施したりする)などを許すという立場にあられるのでしたら,こちらが最適と思われます。もし前述の行為を許可したくなければ同じCC 4.0に「非営利」・「改変禁止」を付加することで対処できます。

  • GNU自由文書ライセンス
    世界的に有名なライセンスです。SKK辞書 (SKK-JISYO.L) はGPLバージョン2かそれ以降のすべての下に配布されていますから,発行元が同じという点で「相性」は良いでしょう(ライセンスの「相性」に何らかの意味があるとして)。しかし世界及び日本での採用例がCC 4.0より少ないこと(すいません,典拠URLを失念してしまいました),国際私法上の問題があること,コピーレフトを実現するだけなら上述のCC 4.0に「継承」を付加すればいいだけであることなどから,私個人としてはCC 4.0を採用せずにGFDL 1.3を採用する意義は見出せません。

  • WTFPL
    幾つものプロジェクトに採用されてはいるものの,上記の二つのライセンスと比べると名は知れていません。かなり自由なライセンスです。フェア・ユースという概念がない日本では恐らく最も自由なライセンスでしょう。tkita様が「ライセンスについてあれこれ余計な思考を巡らせたくない。画像はどうにでもしてくれ」という立場なら,このライセンスが適しているでしょう。

著作権表示やコピーレフトを求めるのであれば、DDSKK同様にGPL 2以降とする
方法がありますが、画像の物理媒体への利用に際しては、ソースコードを要求
するGPLは厳しすぎるところがありますので、条件を緩めた例を考えてみました。

LGPL 2.1以降, GPL 2以降、CC BY-SA 3.0のどれでも適用できるライセンスでは
どうでしょうか。
参考: Debian オープンユーズロゴ https://www.debian.org/logos/#open-use

例:

Copyright (C) 2015 Tsuyoshi Kitamoto

Released under the terms of the GNU Lesser General Public License
<https://www.gnu.org/copyleft/lgpl.html>, version 2.1 or any later version,
or, at your option, of the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0
Unported License <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>.

WTFPL同様にパブリックドメイン同等のライセンスとしては、Creative Commons
のCC0があります。資料やTシャツ等への画像利用について、配布に際して著作権
表示すら不要なのであれば適しているものと思います。

例:

Copyright (C) 2015 Tsuyoshi Kitamoto

Released under the terms of the Creative Commons CC0 1.0 Universal Public
Domain Dedication <https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/>.

README.mdへの追記をご検討ください。

LGPL 2.1以降, GPL 2以降、CC BY-SA 3.0のどれでも適用できるライセンス

ライセンスの互換性について補足します。

LGPL 2.1にはGPL 2以降を適用できる旨が書かれています。

CC BY-SA 3.0には派生作品に上位バージョンを適用できる旨が書かれており、
たとえば、CC BY-SA 3.0とCC BY 4.0の各作品を組み合わせた派生作品を
CC BY-SA 4.0として配布できます。なお、CC BY-SA 4.0の派生作品には
GPL 3も適用できます。

cf. https://www.gnu.org/licenses/license-list.en.html#LGPL
https://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.en.html#AllCompatibility
https://creativecommons.org/compatiblelicenses
https://wiki.creativecommons.org/wiki/ShareAlike_compatibility

commented

README.mdへの追記をご検討ください。

些事ですが,xcf形式(というかGIMP)では画像にメタデータを賦与(及び閲覧)できます([画像]→[Metadata])。出力されるメタデータファイルの形式自体はGIMP専用ですが,PNG・JPEG等他の画像形式に書き出す際にXMP・EXIなど汎用の形式としてメタデータの内容を保持できます。
ライセンス(及び作者の情報等)をメタデータとして保存するのも(機械可読性・情報の統合の観点から)良い選択だと思います。